お金の多さと豊かさは比例しない
多くの人が抱えるお金の悩み。
でも、お金はあくまでも人生の脇役です!
世界中で広く使われていて、いろんな物と交換できるので錯覚しがちですが、お金は自然界には存在しません。
生きていくのに『絶対必要』なものではないという認識を、まず持ってみましょう。
もし、皆さんが少ないお金で豊かに暮らすことができないと考えているなら、それはお金に対して依存している可能性があります。
本当はお金に頼らなくても、豊かに暮らしていけます。
実はつい最近まで私も、やっぱりお金が回らないと世界は回らないと考えていました。
先日、ベネズエラから日本に来て働いている人がテレビに 出ていました 。
その人は故郷の島国の人たちの話を聞いて、ハッとしたそうです。
『道端にオレンジやパパイヤなどの果物が豊富にあるので、誰も飢える人はいない。 高級マンションやBMWも、スマホも無いけど、いつも皆が笑顔で暮らしている』
お金は無いけど、依存もしていない人たちが実際、世界中にはたくさんいるんです!
まずはどれだけ自分がお金に依存しているかを認識して、それができたら、次はお金が無くても与える機会を増やすにはどうしたら良いかを考えてみてください。
それには見返りを求めないで、損得勘定のない行動を増やしていくんです。
お金が少なくてもいくらでも与えるものがある、という実感は豊かな生活に繋がります。
『お布施』 がその良い例だと思います。
お布施とは、お金のことではありません。
見返り無しに人に施すことで、執着の苦しみから離れる行の一つです!
お金が無いと思うと、できるだけ出費を減らしてしまいがちですが、そうすると循環の輪がどんどん小さくなってしまいます。
逆にお布施をすることで、どんどんお金以外の費やす量を増やしていくんです。
そうすれば、例えお金の循環が減っても不安は感じなくなります。
それ以外の循環が益々増えて、より豊かな暮らしになっていきます。
例えば、近所の人にお裾分けをしたり、困ったことがあれば助けたり。
みんなで使えるものは大事に共有する。
昔から行われてきたことを大切に実践することで、お金のある無しに関わらず、本当に豊かな暮らし方ができるようになりますので、与えることで執着から離れる意識を大切にしましょう。
感謝