年齢という価値観にとらわれない

年齢に見合った収入が無いと悩んでいる人は、実は多いように感じます。

思うように給料は上がらないし、自分の年齢ならもう少し稼げてもいいはずなのに・・・

という感じでしょうか?

 

では、年齢に見合った収入って何でしょう?

ご自分が今の年齢になるまでに持っていた期待と食い違っていることとか、同年代の他の人とのギャップを感じているのかもしれませんね!

そこには、成功している誰かと比べてしまうという、考え方があります。

年齢相応の収入というのは、考えても仕方のないことです。

これまでの世代と比べて景気は良くないですから、昔を思い浮かべていた理想の収入とはずいぶん違う人は多いはずです。

また、同じ年齢であっても会社や職業、勤続年数や部署によって、様々に変わってくると思います。

それを自分で選べる余地はあまりなくて、難しいことです。

それでも誰かと比べてしまう・・・・ 切ないですね!

今置かれている自分の状況は、そう簡単には変わらないですよね。

もしそうなら、どのようにその気持ちと向き合うかということになると思います。

 

『少欲知足(しょうよくちそく)』という言葉があります。

これは、欲を少なくして足るを知るという意味なんですが どんなに収入があっても、使ってしまえば同じことなんです。

給料が入ると、少し気が大きくなったりしていないですか? まずは、支出を見直してみることも大切です。

そして、価値観を問いなおしていくこと。

その先に、あなたに相応しい生活があるのではないでしょうか?

『思ったより年をとってしまって、それでもこれだけしかお金が無くて、情けなく思う・・・』 ということなら、やはり、今の自分を見つめ直していくことが必要になると思います。

人間関係はどうでしょう? これまで続けてきた趣味はどうでしょう?

その問いの先には、お金に換算されないけど大切なものは何か? それが自分にとって、どんな価値を持っているかが見えてきます。

お互いに『少欲知足』で、これからの人生を生きていきましょう。

 

感謝